ビニール被覆ロープ、ステンレスロープ、黒仕上げロープなど
ステンレスワイヤロープやビニール被覆ワイヤーロープ、舞台装飾の黒仕上げワイヤロープの規格、加工、強度や構造、種類、SUS304ワイヤーやSUS316ワイヤーについて説明します。また、ステンレスロープのかしめ加工やビニール被覆ワイヤーロープのかしめ加工もできます。端末加工もいろいろご提案し、ステンレスのロープ付属金具も取り扱っておりますので、ご相談ください。
ビニール被覆ロープ
ビニール被覆ワイヤーロープはステンレスワイヤロープに被覆したものもあれば、スチールワイヤーロープのめっきしたものに被覆したものもあります。強度、使い方、規格を説明し、錆びにくく、また手に優しくて、ロープを切断しても、先がバラバラにならない特徴があります。また、色分けできますし、ロープの自転やキンクなどの型崩れしにくくなりますが、外径が太くなり多少曲げにくくなります。
ビニール被覆ワイヤの引っ張り強さは、ビニール部分は全体の強度には関係なく、芯のワイヤロープの強度と同じです。2mm~16mmの太さのワイヤには通常1mm厚さのビニールを被覆しますので、外径はそれぞれ2mm太くなります。ただしそれ以上の太さの場合は1.5mm厚など、被覆は厚くなります。
ただし、3mm以下の細いもので、被覆してもなるべく細いものが必要な場合もあります。
その場合は、うすく被覆の出来るナイロンを使用し、なるべく細く仕上げることもできます。ご相談してください。

ビニール被覆SUSワイヤとSUSターミ ナル金具

ビニール被覆SUSワイヤのロック止め

特殊ターミナル金具付

ターミナルナット付き加工

円周35mのロングスプライス加工

ステンレスロック加工

ワイヤ径2mm-外径4mmビニール被覆ワイヤ

ターミナル金具付ステンビニール被覆ワイヤー

クランブ管を収縮チューブで隠します

黒仕上げワイヤロープでスチールとSUSとあります

松葉加工シンブル入り

黄色不透明PVCワイヤ黒収縮チューブ
ステンレスナイロン被覆ワイヤ(黒色)
(0.81-1.00)mmです。細物はナイロン被覆です。

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トラ模様ビニール被覆ワイヤーロープ(危険除去)
スチールワイヤロープを芯にトラ模様のビニール被覆をしたものです。ワイヤーロープの太さは6mmと8mmと10mm,12mmでトラ模様のビニールの厚みは1mmなので、
外径はそれぞれ2mm太くなり、8mm,10mm,12mm,14mmとなります。4種類の太さをご用意しています。ロック加工もできますので、強度もあり安全性の高い、しかも伸びもない、立ち入り禁止柵のロープとしてご使用できます。

トラ模様ワイヤと大型フックの組み合わせで安全確保

ビニール被覆の中のワイヤー

太さを選べます
ステンレスワイヤロープ切断荷重表
次にステンレスワイヤ(SUS304)の構造による切断荷重表を掲載します。これは切断荷重ですので、1/6(安全率6)を目安として、お使いください。

7X7
ワイヤを7本で撚ってストランドが構成されていて、そのストランドをさらに7本で撚って、ワイヤロープにしたものです。1本のワイヤが太いので、硬い感じのロープになります。一般的には、屈曲には弱いのですが、外部の摩耗には強いです。ステーのような使い方をするには適しています。
通常使用の場合は直径は2mmまでが硬さの限度で、2mm以下でご使用することが良いと思います。
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(注)ステンレス製品は錆びにくい性質ですが、絶対に錆びない材質ではありません。また、SA種、SB種などいろいろな規格がいろいろありますので、それぞれにお問い合わせください。この切断荷重表は一般的な規格のものです。ご参考としてください。
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7X19
ワイヤを19本で撚ってストランドが構成されていて、そのストランドをさらに7本で撚って、ワイヤロープにしたものです。同じ直径のロープでは、7X7よりは、7X19の方が1本のワイヤが細いので、柔らかい感じのロープになります。一般的には、7X7より柔軟で屈曲には強くなりますが、外部の摩耗には多少弱くなります。
通常は直径は3mmから10mm、12mmあたりまでが限度で、それ以上の太さは相当硬い感じになりますので、7X37を使った方が良いと思います。

(注)ステンレス製品は錆びにくい性質ですが、絶対に錆びない材質ではありません。また、SA種、SB種などいろいろな規格がありますので、お問い合わせください。この切断荷重表は一般的なものです。ご参考としてください。